昨日は太鼓の練習も休みだったので(今日ありました!)、昼の診療後に、清武で開業している
“ こくぼ歯科 ”さん
へ医院見学に行ってきました。
実は今度の土曜日に宮崎で、こくぼ先生(鹿児島大学の先輩にもなります)のセミナーがある予定だったのですが、九地連の剣道大会が大分であるため出席できないことをお伝えすると、歯科材料店の方がセッティングして下さいました。
まず、医院に到着して午後の症例検討会を見学してスタッフの方々の意識が高いのにも感心しましたが、院長の患者様に対する考えが十分伝わっているのが感じられました。
1つのことにとらわれずに、いろんな角度から原因などを考慮しての治療計画立案には、自分の考え方とも一致するところです。(特にいろんな症状での力のバランス、噛み合わせの影響など・・・)
そのために先生はCT(3D、立体的なレントゲン)やマイクロスコープ(歯科治療用の顕微鏡)も導入されているので、それの見学が今回の大きな目的でした。
例えば、歯周病などで骨が失われている部位の確認や、親知らずの立体的な位置関係などでのCTの情報量の多さに驚きました。これにより、確実な確信の下に診療できるのだろうということも容易に考えられます。
その後のマイクロスコープ(最近TVなどでも話題になっていますが・・・)でも、自分の中では自分が使用しているルーペ(拡大鏡)とそんなに見え方には変わらないだろう、と思っていました。
ところが、実際は同じ倍率でも見え方に雲泥の差があり、これを使用することにより、自分の診療にも妥協できなくなるのが予想できます。
これで見ると、詰め物と歯との境目や、被せものなどのセメント(接着剤)の残りなどが、肉眼ではきれいにみえても不十分なのが発見できるからです。
間違いなく、患者様のためになり診療の質自体が上がります。
両方ともに高額な機材なので、開業して2年半の自分には、いますぐ導入というわけにはいきませんが、最新のものをセミナーだけでなく実体験できたことは感謝です。
それ以外でも、先生が増築された部分や内装、スペースなどこれからの自分が考えていくことの参考にもなりました。
この昨日の体験をもとにさらに日々精進していきます^^