『 御守りちゃんと持ってる? 』
と聞かれることがある。。。
毎年神社などでも普通のお守りは購入して持っているが、自分が大切にしている特別な御守りがある。
実は21年前のもので、縦8cm・横4cm程度の大きさでお手製のもの・・・
和紙の表に 『 確実 』、裏に 『 葉 清貴 』 の文字が書いてあり、あとは表に押し花がラミネートされているもの。
21年前に歯科医師国家試験の2度目の受験の時から持っている。
これまでも受験や試験などことごとく落ちまくっている(笑)
まあ、中学生の時には剣道部と中2の時の新聞配達で忙しく、高校入試でも少し無理をしたけど、なんとか合格!だったらしい・・
高校一年生の最初の家庭訪問で、
「 入試では505人中の500番台で合格したけど、入学して最初の実力試験で学年2番になったのでびっくりした! 」
と担任の先生に言われたこともあった(笑)。。。
それからは、現役の時にはどうしても歯学部に入りたかったので、大学入試も模試などでの合格確率5%未満だったけど、歯学部受験して~不合格。
合格発表では、間違いなく不合格と分かっていたのでアルバイトしていて親から呆れられ・・・(笑)
一浪した時も、自分が持続力ないのは分かっているので、まずは車の免許とりに自動車学校に行き、(自動車学校でも、実車は仮免など一発合格だったけど、最後のマークシートの試験で不合格になっている稀な一人!^^)それからも地元の予備校でも模擬試験などは、まだ受けても意味がないと言って、10月まで受けず。。。
その年末からスパートして、なんとか一浪で歯学部合格してからも、一年生の時にドイツ語で留年決定!
それからは、なんとかギリギリながらも、当時の鹿児島大学歯学部では珍しく専門の3年~6年まではストレートで無事卒業。
しかし、国家試験の勉強も人並み以上に頑張ったけど、現役時は4人しか不合格いない中でのうち1人。
ここでも、大学不合格時と同じく、まずは小型船舶4級(現在の2級)の免許取得(これは一発合格!)してからも、持続力ないからと10月末までずっとアルバイト生活していて、周囲に
「 本当に歯医者になる気あるの? 」
と心配される始末。。。
この時には、学生のアルバイトを引き連れて現場監督として、住宅メーカーの地質のサウンディング調査や川内の原子力発電所の地すべり調査、熊本の五木村の川辺ダムのボーリング調査(月曜朝鹿児島出発して土曜夜に鹿児島着の1週間泊まり込み!)など、本当に歯科以外のことばかりやっていた。
しかし、11月からは3ヶ月程度猛勉強!
国家試験時は、前年不合格した中ではただ一人だけ、現役の6年生と一緒にJRで行ってホテル泊で受験。
その受験時にもらったお守りがコレ!
それから21年間ずっと財布などに入れて肌身離さずに持ち歩いている。
多分渡した本人ももう忘れているかも???(笑)
それが、22歳の留年した時に出逢った現在の 『 妻 』からのもの。
いろんなことがあり現在に至るが、留年していなければ妻との出逢いも・・・まずない!
失敗や不合格になることにも1つ1つ意味があり、時には人生を大きく左右するような出来事になる場合もある。
結局は捉え方1つで、学ぶための機会をまたもらったと思えば楽^^
「 つまずいたっていいじゃないか、にんげんだもの 」
(相田みつをさんのお言葉で特に大好き!)
国家試験不合格した時の一番苦しい時も一緒にいてくれたので、妻への感謝の気持ちはいつも忘れていない。。。
またその一番苦しかった時に、自分に渡してくれたものだからこそ、この御守りだけは今でも思い入れが全然違う。
この前、デニムのポケットに財布入れたまま洗濯して心配したけど、見事復活してこれから先もずっと自分の一番の御守りはコレ!^^
