ミャンマーボランティア(2015年~2017年)
3年間のミャンマーでの一番大きな経験と言うと。。。3年間でいろいろな移動手段(車、バス、国内飛行機、ボートetc.) あったが
断然1年目のボートでのこと!
それは、いい意味での自分が変わった瞬間を実感できたこと。。。
ボランティア1年目の2日目の小学校での検診終了してからバスに揺られること1時間半程度?
2日目ホテルは湖上にあったので、ホテルまでは船着場からボートで約15分とのこと。何も考えることなく、よくTVで見るボートに簡単なエンジンがついただけの船に乗り込み早くシャワー浴びたいな~と考えるくらいの何気ない日常。ただ暗いという以外は・・・船着場をでてからも雨が降っていたので、少し寒さを感じながらチラチラ時計をみるくらいだったけど、どれくらい経過した頃だろう。。。
「 これ、迷とるで。。。 」
の声。
確かに時計を見ると明らかに30分以上は経過していて、そのうち何回か土手につくものの目的地ではなく。。。
しかし、あたりは真っ暗で乾季だというのに雨も強く降ってきて。昼は30度近くまであがるということでTシャツ1枚だったけど、念のために持ってきていたのは薄手のカーディガンのみ。
本当に寒さを感じだして、そのうち1時間経過。しかし湖上の真ん中で途方に暮れている。まあ、これもいい経験。めったに経験出来ることではないし、この瞬間この危機をいかに乗り切るか?をいろいろ考えることもまた経験!
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「 経験にまさるものなし! 」
そのうち自分の中で覚悟を決めた。
まあ、こんな天候で暗い中でこの状態なら最悪明日の夜が明けるまで待たねば、かな?とも考え極力じっとして体力温存。
他の4艘は添乗員さん、もしくは現地ガイドさん、もしくは財団のスタッフが1人は乗っていたのだが、このボートだけはDr.5人のみ・・・
その中で考えたこと。多分いつもの自分なら・・・国内ではたいがいのことは自分の考えた通りのことは思い通りになるため、自分の考えた通りにならないとやはり感情としてはイライラするはず。。。でもこの時は、「 身を任せる 」ことにした。
だって船頭さんは携帯TELも持たず(たぶん湖上ではつながらないかも?ですが)、誰一人言葉は日常会話は通じない状態なので。またこの湖上のど真ん中でガス欠になる最悪のことも考えたころ、突如ペンライトのような光がいくつも見えてきて。。。
やっと皆が出迎えるホテルが見えた時に考えたこと。ここでも、遭難していた自分たちが意気消沈したり、怒ったりしたら周囲の方々はとてもツライだろうということを真っ先に考えた。
そして満面の笑顔で 「 ただいま^^ 」 と言いながらダッシュでトイレへ。
そう・・・湖上ではボートはずっと走っているし寒いしでトイレを一番我慢してた^^
その夜の食事会でも、そのボートに乗っていたメンバーが早く部屋に戻ったら、周囲が気を遣うかな?と考え12時過ぎまで盛り上がり!
そう、 自分の思い通りにならないことも多分にある・・・ ということに気付いて、少し自分が成長したかな?と実感できた出来事。
そういいながら、何事もなかった次の日も12時過ぎまで飲んでいたのは何故?(笑)
本当に、今
『 国内で当たり前の状況が実はすごく恵まれている 』
ことを再発見。帰国してからは、1人1人の患者さまにさらに向き合うようになったかな?
このツアーに参加した「 歯科医師 」としてまた1人の「 人 」として できるだけ社会貢献したい、と漠然と考えていたころから、実際に行動にうつして本当によかった。。。と1番最初の海外ボランティアでそう感じたので今まで何回も経験している。
本当に、今『 国内で当たり前の状況が実はすごく恵まれている 』
ことを再発見。帰国してからは、1人1人の患者さまにさらに向き合うようになったかな?
このツアーに参加した「 歯科医師 」としてまた1人の「 人 」として できるだけ社会貢献したい!、と漠然と考えていたころから、実際に行動にうつして本当によかった。。。と1番最初の海外ボランティアでそう感じたので今まで何回も経験している。
ちなみに上の画像は、そのボートに乗っていたDr.がたまたま奇跡的にGPSログを記録していたのでボートの軌跡が分かったというもので北から南へわずかな距離を大幅に彷徨ったことが分かりますね!^^
【 ミャンマーボランティア3年間のまとめとしてミャンマーの紹介 】

