小児矯正の流れ
- ※通常は6歳臼歯と上下の各永久歯前歯4本が生え変わった時期(だいたい8~10歳前後)くらいから治療開始する場合がほとんどです。
- ※ただし、極端に分かる反対の噛み合わせだったり、大きく顎が左右にずれていたりする場合のみ、稀に早ければ3歳~から早期に治療開始する場合があります
- 早期治療が開始が必要な場合は
第1期からインビザラインファーストで治療を開始する場合があります。
※適応症例については実際に医院で検査を受けて歯科医師に確認してください。
永久歯が生えそろう前から矯正治療をはじめる場合

永久歯が生えそろうまで様子を見る場合

歯列育形成
小児の時から床装置などを使用して主に顎を拡大したり、前方、後方へ移動する事により歯を正しい位置に萌出させてできるだけ抜かない矯正方法です。
第一期治療
(※一般的には6才臼歯4本と上下前歯が4本ずつ生え変わったころの8才くらいから開始しますが、顎のズレがあったり反対咬合の場合には早期に開始する場合があります)
早期治療が開始が必要な場合は
第1期からインビザラインファーストで治療を開始する場合があります。
※適応症例については実際に医院で検査を受けて歯科医師に確認してください。
床矯正装置 | 取り外せる。目立たない。歯の清掃が容易。 |
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非抜歯法(歯槽弓拡大法) | 歯の土台の骨を広げ個々の歯は最後に修正します。 後戻りが生じにくく、歯根吸収がほとんどありません。治療期間は長いものでは4~5年位(基本的には永久歯が生えそろうまでなので)と考えたほうがいいです。1週間に1~2回ねじを回転し、最大で30回ほど回転します。 |
原因除去療法 | 本法は成長に合わせた生体にやさしい原因除去療法といえます。 |
1回の来院治療時間が少ない | 約2週間に1回くらいのペースで来院していただき回転の状態を診療室内でチェックします。1回の装置の調整時間が少ないので、患者さまも負担があまりありません。 |
後戻りができる | 装置が合わなくなってもスクリューを戻せば、合うようになる場合が多いです。また、万が一途中で中止するときも装置を外せば元の通りになります。 |
なぜ治療開始の時期って8歳くらいなの???
それは、それから後に生えてくる永久歯の犬歯と第一・第二小臼歯の歯の横幅の3本分の合計と乳歯の時の3本(乳犬歯と第一・第二乳臼歯の歯)の横幅の合計がほぼ同じなので、この時期の上下各4本ずつの一番目立つ前歯の状態(重なり具合など)が永久歯がすべて生えそろってからとあまり変わらないか、さらにそれ以上重なるか、という状態が予測される時期だからなのです!
小学生の口の中(6才ごろ)
小学生の口の中(9才ごろ)
小学生の口の中(12才ごろ)
床装置っていつはめて、いつ外せばいいの???
床装置を外す時は・・・
床装置を外してもいい時(できるだけ装着)は・・・
床装置を装着する時は・・・
第二期治療
(※永久歯がすべて生え変わった12才くらいから開始する場合が多いです)
第一期治療終了後にわずかな歯のねじれや重なりが気になる場合に、継続してワイヤー矯正治療による歯の最終的な整列を行います。
この第二期治療の ワイヤー矯正治療 は、すべて永久歯になりますので、方法などはすべて大人の方々の矯正治療とほぼ同じになりますので、矯正治療のページを参考になさって下さい。
金属のメタルブラケット | ![]() |
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白いブラケット(プラスティックやセラミック) | ![]() |