歯列矯正について

歯列矯正のメリット

歯列矯正をしたほうがいいの?

歯並びの状態は顔全体の印象に影響を与えると言われています。歯並びで笑顔の印象が左右される、自信につながる!など、歯並びの重要性があらためて認識されるようになっています(※1)。 でも実は、歯並びが悪いことは見た目の問題だけではなく、体全体の健康にもマイナスの影響をおよぼす場合があるのです(※2)。
歯列矯正をしたほうがいいの?

その体の不調、歯並びが原因かも!?

歯並びや咬み合わせが悪いと、体に様々なトラブルが起こる可能性があります。あなたの体には、こんなトラブルは起こっていませんか?
その体の不調、歯並びが原因かも!?

歯並びが悪いとこんな悪影響が…

  • 虫歯や歯周病になりやすい
  • 歯やあごに不自然なストレスや力がかかりやすい
  • 歯の欠損や摩耗などが起こりやすい
  • 食べものが噛みにくい
歯並びが悪いとこんな悪影響が…

たくさんある歯列矯正のメリット

歯列矯正で歯並びを整えることで、見た目だけではなく、歯並びが原因となって起こるさまざまな体の不調を改善できる可能性があります!また、早めに治療を開始すれば、これから起こるかもしれない体のトラブルを防ぐことにもつながりますよね。

歯並びが気になる方は、これから紹介する「歯列矯正のメリット」をチェックして、ぜひ一度検討してみては?

歯の健康を保ちやすくする
歯並びが悪いと、歯と歯の間や歯と歯肉の間などに歯ブラシが届きにくく、歯を衛生的に保ちにくいことがあります。歯列矯正で歯並びを整えれば、歯ブラシが届かなかった部分もしっかりキレイに磨くことができるようになり、虫歯や歯周病にかかる可能性がずっと低くなります。
よく噛んで食べられるようになる
歯が適切に咬み合っていない状態だと、しっかりと食べ物を噛むことができませんが、歯並びと咬み合わせを改善することで、これまで噛み切ることができなかった食べ物でも噛みやすくなります。
正しくはっきりと発音できる
歯と歯の間に隙間があると、空気が漏れて正しく発音できないことがありますが、歯列矯正によって歯と歯の隙間がなくなると、発音しにくかったサ行やタ行もはっきりと正しく発音することができるようになります。
顎の関節の不調が軽減
咬み合わせが悪いと、噛むときに顎や筋肉に異常な力がかかってしまうので、「口が開きにくい」「口を開けると痛い」「顎の関節で音がする」などの不調が起こる場合も。原因が明らかに歯並びや咬み合わせの場合には、歯列矯正を行なうことで顎の不調が軽減される場合があります。あなたの顎の関節にトラブルはありませんか?
顎の成長異常を防ぐことも
成長期の場合は、歯並びが悪いことが原因で顎が正常に成長しなかったり、逆に成長しすぎてしまったりする場合があります。顎のサイズは顔の印象に大きく関わることなので、絶対に防ぎたいですよね。早めに歯列矯正を行なえば、顎の成長異常が起こる可能性を低くすることができます。お子さまの歯並びが気になる場合は、一度歯科医院に相談してみては?
顔のバランスが良くなる場合も
顔の印象は骨格の影響を大きく受けるため、咬み合わせが悪いと顎の位置が前後してしまい、バランスの悪い顔立ちになってしまいます。歯列矯正によって咬み合わせが正常な状態になることで顔のバランスが整い、顎のラインがすっきりとすることも!
コンプレックスを解消し、自信が持てる
歯並びが悪いと、それがコンプレックスになってしまい、人と接するときに自信を失ってしまいがちです。歯列矯正で歯並びを改善すれば、口元を気にすることなく会話を楽しめたり、思いっきり口を開けて笑ったりすることができ、人に接するときに自信を持てるようになります。

歯列矯正中の注意点

矯正中に気をつけることは?

  • 矯正治療中もご飯は普通に食べられるの?
  • 歯磨きは?
  • ガムは噛んでも大丈夫?

などなど、治療中はいつもと違う生活になるのか気になるところ。

ここでは矯正治療中の注意点をご説明します。

矯正中に気をつけることは?

治療中の通院について

治療期間中は、装置の調整や、治療の進み具合の確認などのための通院が必要となります。通院の回数やタイミングは、数週間に1度から数カ月に数回などさまざまです。

矯正装置や矯正治療の進み方などによって異なりますので、治療を受けられる前に歯科医とご相談ください。

治療中の通院について

治療中は虫歯になりやすいってホント??

矯正治療中は虫歯になりやすい!こんなこと聞いたことありませんか?

確かに治療中はお口の中に装置があって歯磨きがしづらかったり、食べかすが装置に付着してしまったりしてそこから虫歯になってしまう可能性も。でも、しっかりとケアをしていればリスクを小さくすることも出来ます。

歯列矯正を始めたときは、歯医者さんがブラッシング指導など日頃のメンテナンスのサポートをしてくれますので、お口の中をいつも清潔に保つよう心がけましょう。

治療中は虫歯になりやすいってホント??

治療中の食事はどうすればいいの?

矯正装置が歯に固定されている場合は、装置に食べ物が詰まらないよう治療中は控えた方が良い食べ物も。

ガムやお餅など粘着性が強いもの
ガムやお餅などは、粘着性があるため装置にくっつきやすく、ブラケットが取れてしまう可能性があります。
煎餅などの固いもの
煎餅などの固い食べ物は、装置を傷つけることがあります。特に装置を付けた直後は痛みが出ることもあるので、極力避けた方が良いかもしれません。
カレーなど色素が強いもの
カレーやコーヒーといった色素が強い食べ物は、装置のゴムに着色してしまうことがあります。

治療後の後戻り

後戻りってご存知ですか?

長い治療期間をクリアし、ようやく手に入れた理想の歯並び。

しかし、せっかくキレイになった歯並びも治療後のケアを怠ると、元に戻ってしまうことがあるんです。これを「後戻り」といいます。

後戻りをしてしまうと、頑張った治療をまたやり直さなくてはいけません。そうならないためにも、どうして後戻りが起きてしまうのかをしっかり理解し、治療後のケアをすることが大事です。

後戻りって?

どうして後戻りしちゃうの?

そもそもなんで後戻りしてしまうの?そう思われる方もいるはず。

キレイになった歯並びは、歯の位置を動かして整えたもの。本来あった場所に収まるように歯茎や骨は形成されていて、ここは歯よりも変化に時間がかかるため、元に戻ろうとする力が働きます。これが後戻りしてしまう原因なんです。

でも、せっかく長期間頑張ってキレイになった歯並びが元に戻るなんて絶対に嫌ですよね?
そこで、リテーナーという後戻り防止の装置を装着します。

歯並びはキレイになっただけじゃダメ

保定装置(リテーナー)を装着して、後戻り防止を

歯が後戻りをおこさないように、リテーナーという動いた歯並びを定着させる装置を装着します。 「矯正終わったのに、また装置をつけるの?」と思う方もいるかもしれませんね。でも、保定装置を装着することはとても大切です。 保定装置にはワイヤー状のものや、透明に近いマウスピース型のものまでありますので、歯科医院にご相談ください。

後戻り防止装置「リテーナー」