永久歯が生えそろう前から矯正治療をはじめる場合(第1期矯正)
※早期治療が開始が必要な場合は
第1期からインビザラインファーストで治療を開始する場合があります。
※適応症例については実際に医院で検査を受けて歯科医師に確認してください。
インビザライン®ファースト(マウスピース矯正)
インビザライン®は、薄くて透明なプラスチックのマウスピース型の装置で歯並びを整える、大人向けの矯正システムです。
新しく小学生向けのインビザライン®・ファーストがリリースされ、お子様もできるだけストレスの少ない方法で矯正治療が行えるようになりました。
インビザライン®・ファーストと従来の方法との違い
従来までの小児矯正治療では不可能だったことまで行えるようになりました。従来の小児矯正治療と、インビザライン®・ファーストでの矯正治療にどのような違いがあるのか。
従来の小児矯正
治療に使用する装置は、あごの成長をコントロールすることを目的としており、それによって自然と永久歯が適切な位置に生えるように調整していきます。
その結果、永久歯は本来あるべき位置に誘導はされますが、緊密で完璧な歯並びにまでなるケースは限られています。
通常、小児矯正だけでも十分に健康的な歯並びになりますが、もしもより完璧な状態を求めるならば、小児矯正後に成人矯正で細部を整える必要性が出てきます。
インビザライン®・ファースト

インビザライン®・ファーストは、従来の小児矯正のように、「あごの大きさを広げる」ということができるのはもちろん、それに加え「歯並びを細部まできれいに整える」ということが同時にできるのが特長です。
つまり、従来までは、小児矯正が一旦終わって、歯並びまできれいに整えるために成人矯正に移行していたケースが、インビザライン®・ファーストならばそれのみで済ませることができるのです。
このことによって、矯正治療にかかる期間が大幅に短縮され、治療費が再度発生するということもなくなりました。
床装置矯正(4歳以上~20代前半程度)
- ※通常は6歳臼歯と上下の各永久歯前歯4本が生え変わった時期(だいたい8~10歳前後)くらいから治療開始する場合がほとんどです。
- ※ ただし、極端に分かる反対の噛み合わせだったり、大きく顎が左右にずれていたりする場合のみ、稀に早ければ4歳~から早期に治療開始する場合があります。
特徴 | スクリューを埋め込んだ取り外しできる床(プレートタイプ)装置をはめて行います。抜歯をしないでいい程度の歯の重なりくらいのお子さまであれば、まずはご検討ください。 ※ 側方拡大床装置、前方部側方拡大床装置、遠心移動床装置 など患者さま一人一人に合った装置を提案していきます。 |
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費用 |
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期間 | 個人差はありますが、成長の止まる時期(16~18歳くらい)までは経過観察必要です。 (後戻り防止の保定に 1.5~2 年程度必要) |
メリット |
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デメリット | 成長期間中、継続的に行います(※第2期治療の仕上げでワイヤー矯正する場合が多い)ので治療期間が長くなる場合が多いです。 |
永久歯が生えそろうまで様子を見る場合(第2期矯正)
ワイヤー矯正(主に8歳以上~)
一般ワイヤー矯正
料採得料金;8,800円
矯正カウンセリング料金;16,500円
特徴 | 歯の表面に金属や白い装置を装着したものにワイヤーを通して行います。 |
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メリット | 1,他の矯正法より期間が短い場合が多いです 2,装置が表に付いている為、歯の向きと装置が一致しており細かい調整が可能です。 |
デメリット | 1,装置(ブラケットとワイヤー)が表面についていますので、やや目立ちます。 2,ブラケットは金属か白いもの(プラスチック・セラミック)かを選択できます。ワイヤーも金属か白いものTPエステティックワイヤーが選べます。 |
小児矯正治療の比較 | |||
目的 | 従来の矯正 | インビザラインファースト | |
第一期 | 主に顎を拡大したり、前方、後方へ移動する事により歯を正しい位置に萌出させる | 床矯正 | インビザラインファースト 一期二期を同時に実施 |
第二期 | 第一期で調整した歯の並びや向きを整え綺麗な歯並びにする | ワイヤー矯正 | |
メリット | 様々な症例に対応し、細かい調整が可能となり精度の高い矯正治療を可能とする | 抜歯リスクを減らすと同時に目立たず顎と歯並びを同時に治療することができる。また同時におこなうことで治療期間の短縮が期待できる。 | |
デメリット | 機器が目立つ、ご両親や学校の先生の協力が必要 | 1日20時間以上の装着が必要なため、子供の協力が必要 |
矯正治療の前提として
ご本人またはご両親が矯正を望む場合、矯正治療の種類や費用についてお話しますが
当院では、院長またはスタッフが矯正治療をすすめることはございません。
(本人またはご両親が矯正治療をしたいかご判断いただいたうえでご相談ください。)
(よくご質問をうけますので、記載しております。)