赤ちゃんのむし歯予防って、さまざまな情報が氾濫しているこのような時代だと、いつごろからすればいいのか。またどのようにすればよいのか、と迷う保護者の方も多いと思います。
最近では、お子さんのむし歯予防に熱心なご家庭が増えていて、そのおかげで子供たちのむし歯は以前に比べてだいぶ減ってきています。
ただ、その一方で
・ むし歯菌を赤ちゃんにうつさないようにスキンシップを控えたり
・ 甘いものを徹底して我慢させたり
・ 就寝前の仕上げ磨きに一喜一憂したり
とむし歯予防のために、子育てのストレスが増えているのでは?と心配になることもあります ^^
そこでご提案したいのは、お子さんのむし歯予防をママ・パパだけが担うのではなく、その肩の荷を歯科医院にまで降ろして、プロが持っているむし歯予防のノウハウを使って一緒にやっていくことです。
一番効果があるのは、赤ちゃんの歯が生えてくる前にママ・パパが率先してむし歯を治療し、定期的にお口をクリーニングして、赤ちゃんへのむし歯菌の感染を減らす、ということです。
赤ちゃんの時期にむし歯菌が少なければ、お子さんの成長後もむし歯と格闘するストレスはグッと減るはずです。
そして、お子さんの歯が生えたらいっしょに歯科医院に連れていき、最初はちょっとお口の中を覗いてもらうところからはじめたらいいと思います。
何回か通うことで信頼関係ができて、歯科医院を
「 こわいところ 」 「 いやなところ 」
と思わない子供に育つ場合が多いです。
もしお子さんが乳歯でむし歯になったとしても保護者の方(特に母親)が責任を感じなくても大丈夫です。
乳歯は永久歯に生え変わるまでのトレーニング期間だと考えてもいいと思います。
たとえ乳歯がむし歯になっても、それをふまえて永久歯をできるだけむし歯にならないようにしてあげればいいのです。
また自分1人で抱え込むのではなく、歯医者さんも頼ってみてはどうでしょうか? ^^
《 今日の記事は nico 2013年 12月号 を参考に記載しています 》
歯周病と血糖値
歯周病と糖尿病との関連を何回か書きましたが、歯周病をもつ糖尿病の患者さまは、歯周病の治療を行うと血糖値が改善することをご存知でしょうか?
ただ、これはすべての患者さまにあてはまる訳ではなく、重度の歯周病の患者さまの方が改善する傾向があるようです。
では、なぜ歯周病の治療を行うと血糖値が改善するのでしょうか?
それは、歯周病局所から全身へ飛び火する炎症物質の量が減少してインスリン抵抗性が一部改善されるためであると考えられます。
そのため、糖尿病の患者さまは、歯周病の治療が糖尿病の治療にもつながることを認識し、一度歯科医院で歯ぐきのチェックを行い、歯周病がある場合には、積極的に治療をすることをおすすめいたします^^
( 今回の記事は
『 月刊 糖尿病ライフ さかん 1月号 』
を参考に記載しています。 )
ただ、これはすべての患者さまにあてはまる訳ではなく、重度の歯周病の患者さまの方が改善する傾向があるようです。
では、なぜ歯周病の治療を行うと血糖値が改善するのでしょうか?
それは、歯周病局所から全身へ飛び火する炎症物質の量が減少してインスリン抵抗性が一部改善されるためであると考えられます。
そのため、糖尿病の患者さまは、歯周病の治療が糖尿病の治療にもつながることを認識し、一度歯科医院で歯ぐきのチェックを行い、歯周病がある場合には、積極的に治療をすることをおすすめいたします^^
( 今回の記事は
『 月刊 糖尿病ライフ さかん 1月号 』
を参考に記載しています。 )
歯で美人力UP!
最近人気の 「 アヒル口 」
少し突き出した上唇、キュッと上がった口角、うっすらと歯がのぞく半開きの口元。
そのため、一般の女性の若い世代にも、いつも口が半開きの人が増えていると言われています。
気になるのは、笑っていない時も口が少し開いていること。これは最近の子供たちにも多く見られます。
この原因の1つと考えられているのが、若者に多い食習慣。
つまり、
「 やわらかい食べ物を好むために咀嚼力が鍛えられず、閉じた唇をキープする口輪筋(唇のまわりの筋肉)が弱まっているのでは? 」
ということ。
笑ったときにパッと白い歯が見えるのは理想の美人像ですが、 「 いつも口が開いている状態 」 はまったく望ましいことではありません。
開いた口は口呼吸になりやすく、口の中が乾いて細菌が増えやすくなります。
むし歯や歯周病をはじめ、全身に関わる病気のウイルスにも感染しやすくなるのです。
特に女性に切実なのは、
口元の筋肉が弱まることで、すぐに顔全体の表情筋もたるんできて頬や目の周りの筋肉も下へ引っ張られ、ほうれい線や二重アゴの原因にもなってしまうこと!
逆に言えば、
噛む力をつければ口輪筋、表情筋が引き締まり、たるみやシワを防ぐことにもつながります。
また若者にも多い不明瞭な発音や、語尾がだらしない話し方も、おそらく口元の筋力低下と関係があると思われます。
きちんとしたコミュニケーションも美しさの条件なので、あらゆる面で口元の筋力は重要です。
唇を閉じるか、開くか。
ささいなことに思えますが、長年続けていれば、健康にも美しさにも大きな差が出てきまので、普段からしっかり唇を閉じる習慣をつけるように気を付けること!です。
お肌のことはエステに、髪のことは美容院に相談するように、日常的にお口の状態をチェックするために歯科医院を活用してください^^
健康なお口を守ることは、美しさや若々しさをめざす近道なので、かかりつけの歯科医院の存在は、自分の美人力をみがくための強力なプレーンともいえると思います。。。
( 今回の記事は
『 日本歯科医師会発行の デンタルマガジン 朝昼晩 No.27 』
を参考に記載しています。 )
少し突き出した上唇、キュッと上がった口角、うっすらと歯がのぞく半開きの口元。
そのため、一般の女性の若い世代にも、いつも口が半開きの人が増えていると言われています。
気になるのは、笑っていない時も口が少し開いていること。これは最近の子供たちにも多く見られます。
この原因の1つと考えられているのが、若者に多い食習慣。
つまり、
「 やわらかい食べ物を好むために咀嚼力が鍛えられず、閉じた唇をキープする口輪筋(唇のまわりの筋肉)が弱まっているのでは? 」
ということ。
笑ったときにパッと白い歯が見えるのは理想の美人像ですが、 「 いつも口が開いている状態 」 はまったく望ましいことではありません。
開いた口は口呼吸になりやすく、口の中が乾いて細菌が増えやすくなります。
むし歯や歯周病をはじめ、全身に関わる病気のウイルスにも感染しやすくなるのです。
特に女性に切実なのは、
口元の筋肉が弱まることで、すぐに顔全体の表情筋もたるんできて頬や目の周りの筋肉も下へ引っ張られ、ほうれい線や二重アゴの原因にもなってしまうこと!
逆に言えば、
噛む力をつければ口輪筋、表情筋が引き締まり、たるみやシワを防ぐことにもつながります。
また若者にも多い不明瞭な発音や、語尾がだらしない話し方も、おそらく口元の筋力低下と関係があると思われます。
きちんとしたコミュニケーションも美しさの条件なので、あらゆる面で口元の筋力は重要です。
唇を閉じるか、開くか。
ささいなことに思えますが、長年続けていれば、健康にも美しさにも大きな差が出てきまので、普段からしっかり唇を閉じる習慣をつけるように気を付けること!です。
お肌のことはエステに、髪のことは美容院に相談するように、日常的にお口の状態をチェックするために歯科医院を活用してください^^
健康なお口を守ることは、美しさや若々しさをめざす近道なので、かかりつけの歯科医院の存在は、自分の美人力をみがくための強力なプレーンともいえると思います。。。
( 今回の記事は
『 日本歯科医師会発行の デンタルマガジン 朝昼晩 No.27 』
を参考に記載しています。 )
口呼吸って?
「口呼吸のはじまり」
空気の通り道である気道がつまってしまった場合に起こる問題として、
・こどもの睡眠呼吸障害
・IQへの影響
・アレルギー
・耳の問題
・悪い歯ならび など があり、
さらに、「習慣」の変化があります。
「習慣」とは、早寝早起きや、歯みがきのように、長い間くりかえし行ううちに、そうするのが決まりのようになってしまうこと。
口呼吸は、気道がつまってしまった結果、後から獲得されたものですが、気道がつまってしまった場合に気道を広くするためにはじまる習慣だそうです。
もっとも重要なことは、気道が狭くなると、発達の異常が起こることもあるということです。
また鼻づまりはなくても、口呼吸になっている子供たちは1000人調べた結果で30%近くいたそうです。
ただし、気道がつまっていない口呼吸の「習慣」は、物理的に気道がつまっているわけではないので改善することができる、可能性も高いということ!
さらに昔から、口呼吸している人のことを、
英語で mouth breather
というんですが、この言葉には 「あほ」 という意味もあるそうです。。。
意識していない呼吸の習慣にも、気をつけないといけませんね!
いずれにしても、この時期口呼吸になっている方も多いと思いますが、気になったら耳鼻咽喉科の受診もおすすめいたします ^^
空気の通り道である気道がつまってしまった場合に起こる問題として、
・こどもの睡眠呼吸障害
・IQへの影響
・アレルギー
・耳の問題
・悪い歯ならび など があり、
さらに、「習慣」の変化があります。
「習慣」とは、早寝早起きや、歯みがきのように、長い間くりかえし行ううちに、そうするのが決まりのようになってしまうこと。
口呼吸は、気道がつまってしまった結果、後から獲得されたものですが、気道がつまってしまった場合に気道を広くするためにはじまる習慣だそうです。
もっとも重要なことは、気道が狭くなると、発達の異常が起こることもあるということです。
また鼻づまりはなくても、口呼吸になっている子供たちは1000人調べた結果で30%近くいたそうです。
ただし、気道がつまっていない口呼吸の「習慣」は、物理的に気道がつまっているわけではないので改善することができる、可能性も高いということ!
さらに昔から、口呼吸している人のことを、
英語で mouth breather
というんですが、この言葉には 「あほ」 という意味もあるそうです。。。
意識していない呼吸の習慣にも、気をつけないといけませんね!
いずれにしても、この時期口呼吸になっている方も多いと思いますが、気になったら耳鼻咽喉科の受診もおすすめいたします ^^