かむことと顎のトラブル

人の歯は当たり前ですが、一生において一回しか生えかわりません。

こどもの乳歯は20本ですが、癒合歯(ゆごうし=2本以上の歯がくっついて1本になっている)や欠損、過剰歯(かじょうし=正常な数より歯の本数が多い)などにより、歯の数は前後します。

6歳前後~12歳ころまでは永久歯と乳歯が混在しています。

また成人では28本(親知らずを含めると32本)ですが、こちらも過剰歯や欠損により前後します。

一般的には歯が20本以上あれば、食事にほとんど制限はなく、好きなものを楽しく、おいしく食べることができます。

ただ自分の歯が15本以上あれば、生涯において多くの場合、顎咬合関係を安定的に継続できますが、入れ歯やブリッジなどで機能する歯の数を20本以上にすると、比較的容易に歯と口の機能維持を図ることができます。