感染対策

先日の日曜日に鹿児島で、“ 歯科医院の感染管理 ”というセミナーをスタッフの衛生士さん1人と受講してきました。

うちの医院では、あたりまえのことですが、

①使い捨ての紙コップと紙エプロン(子供用と大人用)

②1人1セットの基本セット使用

③デジタルレントゲンの際のホルダーの薬液消毒と噛む部位の
 スチロール部位の使い捨て

④基本セット使用後の洗浄→薬液消毒→オートクレーブ滅菌

※薬液も感染源になりやすい血液のタンパクの分解に優れているものです。
※使用後のものは高圧アルコール蒸気滅菌器(オートクレーブ滅菌器)にて時間をかけて器具の滅菌処理を行っています。

⑤滅菌できないプラスティックやゴム類の薬液消毒

⑥口腔内写真の際のミラーの薬液・アルコール消毒

⑦根管治療の際のリーマー、ファイル類(神経を取るときなどの根の清掃する針状のもの)や削合する際のバー類(むし歯の部位を削る道具)の超音波洗浄

⑧滅菌などの終了したものは、紫外線による殺菌灯のついた保管庫(抗菌キャビネット)でセットを組んで保管

⑨金属の詰め物(インレー)や被せ物(クラウン)をセットする際の調整、研磨後の超音波洗浄

⑩むし歯を削るタービンやエンジンという音のでる機械の先につけるハンドピース部分は“ケア3プラス”という機械で自動洗浄・注油システムを組んで行っています。


また、自分の考えでは医院は清潔感が大事と思っていますので、外観はもとより診療室、待合室も白です。

これには汚れが目立つよ!などのいろいろな方々からのアドバイスもありましたが、目立っていいんです!

目立ってこそ綺麗にする意欲がわいてきて、またそれを維持しようと常に清潔になるように努力しています。

で、話は元にもどりますがこの前のセミナーでは感染管理の目的として

Ⅰ.患者さまの安全

Ⅱ.作業者(歯科医師、歯科衛生士)の安全

Ⅲ.治療の質の向上

ということが挙げられていました。

本当にそのとおりだと思いました。

他にも院内のマニュアルとしては、受付の方、衛生士の方のそれぞれの毎日の始業前、診療中、午前診療後、終業時の仕事や週一の仕事、月一の仕事なども作っていますが、この半年の間だけでもミーティング時に何度もよりよくなるように更新していっています。

診療室はもちろんですが、患者さま環境のトイレや待合室も清潔になるようにグリーンもいろいろ配置しています。
今日は午前診療だったので、身障者の方でも入れるトイレの方のグリーンと待合室に飾るパンパスグラスで秋を感じるようにしてみました。
もちろん、これも自分の趣味の範囲なので、お昼を食べに自転車で行っていた帰りに花屋さんで重い鉢植えと長いパンパスを抱えてよろよろと帰ってきましたけど。。。

これからも感染対策にも常に新しい情報を取り入れて患者さま、スタッフを含めた安全管理対策をやっていきたいと思いますので、患者さま方からのいろいろなアドバイスもお待ちしています。^^

ちなみに今から大好きな太鼓ですが、今日も南州道場なのでちょっと遠いですが(車で30分くらい、いつもはウエルネスなら自転車で5分くらいなのですが。。)頑張ってきます!