お子様の治療開始年齢

今、患者様としてこられているお子さんの1番小さい子は1歳です。

お母様方からのご質問で多いのが、“ 何歳から治療が始められますか? ” というものです。

もちろん個人差はありますが、1番最初から歯医者さんは怖くないところ、というイメージを持ってもらったほうが、治療になったとしても入りやすいです。

ので、できれば1歳くらいから(1歳半の検診前後からくらい)がいいのでは?と思います。

もちろんそれまでは、むし歯になってないのが1番よいのですが。。。

やはり、大きなむし歯になってからだと処置が痛い処置しかできないので、むし歯になる前から予防のお話や処置を受けに来るとお子さんも喜んで歯医者さんに行くのではないでしょうか?

実際、5歳のお子さんで、最初に行った歯医者さんで押さえつけられて処置されたイメージが大きく残っていて、お母さんに抱っこされないと診療用のチェアに座れなかったのが最初でした。

しかし、それから1人で座るようになり、衛生士さんのお姉ちゃんの名前を教えてもらってから呼ぶようになり、今では1人でレントゲンを撮影したり、予防のシーラント処置をしたりできるようになりました。

いよいよこの次からは削る処置になりますが、すんなりいけそうな感じです。

いつも帰る前にはバイバイしてから、キッズルームで30分くらい遊んでから帰ります。

また、他の小さいお子さんを連れてこられる方々も、お互いにお母様の治療の時には、他のお子さんの面倒も見ていただいています。

もちろん、受付の目の前がキッズルームなので、安心です。

お子様が小さいから、とご自分の治療もためらっていらっしゃるお母様方やお子さんの治療はどうかな?と不安なお母様方も1度足を運んで、お話してみませんか?

できる限りの情報提供をするのが、自分の役目だと考えていますので、なんでもお気軽にお聞き下さい。

でも、行ったら治療されるし。。。と思うのでしたら、お電話でもよろしいですよ。^^

皆様方のお役に立てれば、自分やスタッフの喜びにもなります。

本日の午前の診療も長引いて、30分延長になり、お昼を食べる時間もままならなかったので、“午後の診療が始まってから30分はスタッフルームで休憩してていいよ” とお話したのですが、午後の診療開始と同時にみんな何も言わずに手伝ってくれました。スタッフには本当に感謝しています。

開業から3ヶ月間一緒に働いているスタッフですが、すばらしいスタッフに巡り会えたことはありがたいことです。

これからもハートデンタルクリニックあたたかく見守ってくださいね!

レーザー治療

昨日、鹿児島でNd-yagレーザーの講習会があったので、JRで行ってきました。

最近は徒歩や自転車などが多いのでJRや市電も結構まわりの景色がみれたりしていいもんですよ!

実際は、寝てましたが。。。

さて、みなさんもレーザー治療っていうとおーっと思うかもしれませんが、このレーザーの中には実は4、5種類あって無痛治療で歯をレーザーで削るとかいろいろいわれていますよね!

でも実際はむし歯を削る事に関しては、実用的ではありません。

まだまだこれからだと思います。

自分が今日の講習でいいなあーと感じたのは、やはり予防に関してなのですが、通常のフッ素塗布やシーラント処置にプラスして歯質強化にレーザーを利用するというものでした。

通常の講習だと一種類のレーザーのいいところだけを言われるので、実際比較検討があまりできないのですが、今回のは、

その4、5種類あるレーザーのそれぞれの利点・欠点をあげて
さらに重要なのは、その先生が何に使いたいかによって選択すれば良いということでした。

あたりまえのことなのですが、実際材料店などにそろそろレーザーをといわれて買ってらっしゃる先生方が多いと思います。

実際、安いものではないので、(だいたい400~1000万円くらい)自分はそんなに開業したてで資金に余裕ないのもあるのですが、よく自分の診療と照らし合わせて何が必要かを見極めたいと思います。

皆さん(患者様)に少しでも還元できるように頑張って今回のレーザーで診療できる日を目標にしていきたいと思います。^^

ちなみに昨日は、昨年の7月にはるばる山形まで行って講習を受けた予防の 熊谷 崇先生(日吉歯科診療所)の講習も宮崎であって迷ったのですが、こちらの講習に来てよかったと思いました。

そういえば、去年の7月に山形に行ったときは、新潟の先生にも会いに行ったので、あの新潟の集中豪雨のときでJRも国道も新潟から山形の酒田市まで交通が遮断されて大変だったんですよ!

熊谷 崇 先生に関してはまたいずれくわしくお話したいと思います。

むし歯予防

最近、むし歯予防ってよく耳にしますが、実際取り組んでいる歯科医院はあまりないのでは?って感じます。

今から20年以上前の話ですが、自分が鹿児島で小学生だったころ、自分の通っていた学校が、全国保健優良校だったこともあり、週1回フッ素洗口をしていました。

そのかいもあって、今もなんと むし歯ゼロ なんです。

このころのデータで、確かにフッ素洗口をしていた学校の生徒たちはむし歯罹患率が異常に低かったというのが実証されています。

自分はこういう風に実感しているだけに、フッ素以外にもキシリトールやリカルデントなどの歯質強化の予防に関することなどに大変興味を持って知りたいと思いました。

皆さんもキシリトールやリカルデントなどは、聞いたことはあるけれど、あまりよく分からないという方は多いと思います。

これらは、自分の所属している、日本ヘルスケア研究会や日本フィンランドむし歯予防研究会、またオーラルケアのホームページなどに詳しく書いてありますので、そちらも参考になさってみてください。

今回は、フッ素について少しお話したいと思います。

①フッ素配合スプレー・・・ぶくぶくうがいできないお子さんでも利用できます。フッ素濃度100ppmくらいです。ご家庭でできます。

 
②フッ素洗口剤・・・4歳くらいから中学生くらいまで続けると、もっとも効果あるといわれています。フッ素濃度11%くらいで、未就学児用と就学児用と2種類あります。ご家庭でできます。 

③フッ素塗布・・・各歯科医院で3ヶ月から半年に1回塗布します。フッ素濃度は2%くらいです。やはり、乳児くらいから、1歳半検診などで希望される方がいらっしゃいますが、ぶくぶくうがいができないと、歯科医院でも無理があります。
その場合は、ご家庭でのフッ素配合スプレーなどをお勧めいたします。

※フッ素配合の歯磨剤などは、だいたいフッ素濃度は900ppmくらいです。歯科医院で販売しているものなどは、市販のものより割高感がありますが、実際はフッ素濃度などの違いや、キシリトールガムなどでも、キシリトールの割合が2倍だったりと歯科医院専売のために成分が違うので、効果はあると思います。

また、現在の予防製品などのフッ素の量では、安全性は確実に確立されていますので、まったく問題はないと考えていいと思います。

これらの製品も含めて、当医院では、カンファレンスコーナーの一部に、他の医院では、あまり見ることないような製品も含めて、ところ狭しと展示していますので、ちょっと気になる方は覗いてみてください。
フッ素製品以外にも、キシリトールやリカルデントのガムや、以外なところでは、歯医者さんの作ったチョコレート(キシリトール100%)などのおやつも置いています。
他にも、指しゃぶり防止製品(4歳以上向き)や乳幼児への親が親指に付けて磨くブラシなどもあります。

これらをうまく組み合わせて利用すれば、永久歯でのむし歯ゼロも夢ではありません。

親からの最高のプレゼントとして、お子様へ一生大切な永久歯列を贈りませんか?

乳歯でむし歯がたくさんあるのは、なりやすいからかもしれません。その原因を知るのも大切なので、その検査も行っています。ただ、乳歯は生え変わります!

今からでも大丈夫です。当医院では、できるだけ抜かない矯正治療も行っています。

当医院へ子育てのうちのお口部分をまかせてみませんか?
ぜひお手伝いをしたいと考えています。

ご質問などございましたら、お気軽にどうぞ!^^

ホワイトニング

明日はホワイトニング希望の方の相談の予約がありましたので、
自分の考えを少し書きます。

今は、個人輸入などで簡単にホワイトニング剤が手に入りますが、
情報の少ない日本では、やはり歯科医院にまず相談されるのが賢明
だと思います。たぶん相談は無料でしょう。

ところで、ホワイトニングにも

オフィスホワイトニング(歯科医院で1回1時間くらいかけて処置)とホームホワイトニング(歯科医院でマウストレーを作ってもらい、それでご家庭で2週間くらい処置)の2通りあります。

オフィスの方は脱水のような感じで白さも少し人工的な感じで、
刺激も強く、知覚過敏でしみたりする場合も多いのと、後戻りも
早いようです。

それで、自分はホームホワイトニングを勧めています。

ただ、説明を聞いて自分の求めている方法でいいと思いますが、
実際ホワイトニングをする場合には、いろいろその期間は規制も
多いので、それも含めて自分が納得いくまで、充分な話し合い
が必要なのは確かです。

少しは参考になりましたでしょうか?

あと、今日久しぶりに娘たちの幼稚園時代の父兄がお家に遊びに
きて、綺麗な生花のアレンジを持ってきてくれました。
こういう贈り物はとても嬉しいものです。

ちなみに医院も胡蝶蘭が白が5鉢くらい、紫が3鉢、他にも洋蘭
などたくさんあります。その贈っていただいた方々の気持ちに応えられる様に頑張ります。

よかったら、花でも見に来て下さい。

歯医者さんも、痛くなくても来ていいんですよ。
自分はそういう医院を目指していますので。。。

抜かない矯正のはなし

今回は少し専門的な話を書きます。

小さいお子様がいらっしゃる方などは、永久歯の歯が生え変わるときにとても心配されると思いますが、歯が並ぶスペースがなくて、歯が重なってきたら、すぐに乳歯を抜いてもらっていませんか???
一時的には、永久歯が並んだように見えますが、実際はそのスペースは他の永久歯が出てくるためのものなので、まったく解決にはなっていません。

歯医者であれば、歯を抜くのは簡単です。

しかし、それだからこそ抜かないでいい方法を提示してくれるほうが、本当に患者様の将来を考えている歯医者だと思います。

実際、歯が重なって出てきた場合には、早い段階で歯列を拡大してあげて、並ぶスペースを時間をかけてゆっくりとつくってあげればいいのです。

前歯の4本ずつさえきれいに並べば、ほぼ問題なく永久歯への交換はスムーズにいくでしょう。

ますはご相談下さい。相談自体は無料です。

あと、怖がって泣く子供でも大丈夫です。

泣かないようにじっくり、お子様の成長に合わせて処置すればいいのです。子供の治療は大の得意です。。。

お子様のお口の中をこのハートデンタルクリニックにまかせてみませんか?