昨日は鹿児島であったマイクロスコープ(歯を治療するときに4~30倍くらいまで拡大して診る顕微鏡のようなもの)のセミナーに行ってきました。
今回の参加者は10名くらいで、まだまだ浸透していない
“ マイクロスコープ ”
ですが、将来的には確実に必要になるものではないかな?と自分は思っています。
今は、“ ルーペ ”という2.5倍に拡大してみるメガネのようなものをかけて診療していますが、開業以来この診療スタイルなので、裸眼では見にくい感じになっています。
(もちろん、これを使用することによる差額などは頂いていません。)
ただ、慣れてくると2.5倍では物足りなくなってきて、来年からは6倍に拡大するルーペに変更する予定です^^
これを使うと何が違うかというと、
・根の治療するときに根の先の近くまで見えて状況が分かりやすかったり
・虫歯を削るときにもよく見えるので、必要最小限の虫歯部分のみ除去できたり
・被せ物をする前の周囲の歯を削る時に、歯と歯ぐきの境目がよく見えるので、歯と被せ物の適合性が上がったり
・歯石を取るときなどでも、歯ぐきから出血させずに痛くなく歯石をとれたり
など患者さまにとってもメリットは多いです。
欠点??としては、精密な治療をするため処置時間がかかる、などはあります。
ただ、今は自分1人がこれを使用しているので将来的には、衛生士さんも2.5倍くらいのルーぺを使用して診療してもらう予定にしています。