保険と保険外のかぶせ物の違いって?

みなさんが1番気になるのは、

“ かぶせ物に保険内でできるものと保険外でしかできないものの違いがよく分からない? ”

ということだと思います。

実際、患者さまの支払う金額でいうと10倍以上の差があるものもありますから。。。

もうすぐホームページの審美の症例画像をアップできると思いますが、実際当クリニックでは、保険内でするからといっても保険外でする場合とほぼ同じ手順でおこなっていきます。

ので、前歯などでいうと、かぶせ物をセットした当初(1~2年くらい)は見た目でもほぼ差を感じない程度までの完成度でできます。

ただ、保険の範囲内でのかぶせ物の白い部分はプラスティック様の樹脂なので、長い年月の間では水分を含んで黄色っぽくなったり、口臭の原因の一因になったりなどはあると思います。

もちろん、見た目の美しさだけでなく、変色しにくさ、磨耗しにくさ(磨り減りにくさ)、体との調和、口臭の原因になりにくさetc.など他の判断基準も入ってくると、保険外の材料のメリットはとても大きいものがあります。

つまり、患者さまがそのかぶせ物で何に重点をおくかによって選択するべき!!です。

一応、比較して見やすい一覧表になっているのが、(料金も含めて)

「 審美の症例画像の詳しくは。。。」からとぶようになっていますし、

院内の待合室でも

① それを紹介する模型を置いてあったり、

② モニターでDVDを流したり、

診療室内では

③ 違いを紹介するソフトをパソコンで見ていただいたり
 
などの工夫をいろいろして患者さまへの情報提供をしています。


『 歯医者さんからこれが1番いいって言われたので。。。』


これが1番よくきく言葉ですが、実際の口に入るのは患者さまの口の中なので、分からないことは徹底的に質問して納得するまで話し合うべきだと思います。

そこで最終判断をして決めたからには、患者さまも自己責任でその後のメインテナンスはしっかりやってもらわなければなりません。

もちろん、保険内のかぶせ物でも、2年の保証が付いている歯科医院がほとんどです。
(かぶせ物をしたときにもらう紙;補綴物維持管理説明書は保証書になっています。)

ですので、保険外のかぶせ物をした場合は、どれくらい保証が付いているかの確認もしっかりしておくべきです。
当クリニックでは保証書もお渡しするようにしていますが、これには条件が書いています。

(主にメインテナンスで来院されない場合や、事故・外傷の場合、また通常のかむ力以上の力を加えた場合などは保証の対象外になってしまうと記載しています。)

かぶせ物をするときの判断の少しは手助けになるように、これからも少しずつ更新していきます。

ご質問あれば、コメントからでもいいですよ^^