①.生まれたばかりの歯はとても弱い!
赤ちゃんの肌がやわらかくてかぶれやすいのと同じように、生まれたばかりの歯はとてもやわらかく、むし歯菌(ミュータンス菌など)がつくる酸にとてもよわい状態です。
そのため、生えたての歯は穴があきやすく進行がとても早いです。歯はだ液中のカルシウムなどを吸収して時間をかけて強い歯になっていきます。
またフッ化物はカルシウムなどの吸収を助けてくれるので、積極的に利用されることをおすすめいたします。
まずは丈夫な乳歯に育てることが丈夫な永久歯への第一歩です。
②.むし歯菌はどこからくるの?
むし歯菌は生まれたばかりの赤ちゃんの口には存在しません。赤ちゃんのむし歯菌は母親などからの口うつしの食事、同じ箸やスプーンからうつるとされていますが、父親や兄弟、お友達からうつる場合もあります。
家族はもちろん、特に赤ちゃんと接する機会の多い母親はお口のケアが特に大切になります。