まず歯と接している部分の歯ぐきの細胞が、プラークの毒素によって破壊されると、歯と歯ぐきの間にすき間ができます。
これが、いわゆる 「 歯周ポケット 」 ですが、そのすき間は剥がれてできたわけではなく、歯肉上皮細胞どうしが離れてできる亀裂なのです。
なので、亀裂の断面から体内に細菌が侵入しないように、歯肉の細胞がどんどん歯の根元の方へと下がっていきます。
そして、その細胞がまたプラークにより破壊されると、さらに歯肉の細胞が根元の方へと下がっていきます。
このため、プラークを放っておくと歯周ポケットが深くなっていくのです。
※ この記事は 「 月刊 歯科衛生士 」 2015年 1月号 を参考に記載しています ^^