進学、就職、ご結婚による転居の予定はないですか?

18才の部活動がそろそろ終わる高校3年生の6月に矯正相談に来られた女子高生の症例です。

実は、一番最初は中学1年生の時にも最初のご相談があり、歯型の説明した時には高校生になってからの矯正治療を考慮し・・・とのことでした。

矯正相談に来られた時点で、高校生活はあと8カ月程度しか残っていなかったためカウンセリング時に卒業後のことを質問すると、九州内(多分…福岡)で進学する予定とのことだったので、福岡に転居しても月一回程度受診できるとのことで、ここで矯正治療することを強くご希望されていたこともあり治療開始(4本の抜歯治療から)していきました。

しかし、半年くらい経過した頃、予定が変更になり関東に進学することになったので、東京の矯正歯科医を紹介してほしい、とのことでした。。。

それで紹介したのですが、東京ではまた一から矯正治療がかかるので、やはり関東から一年程度だったら月一回通院します、とのことになり無事に予定通り一年間の関東からの通院で終了しました。

このように、矯正治療開始時には(転勤族の方の場合のお子さんは特に!)、転居の予定はないか? を慎重にご相談させていただきます。

治療途中での矯正治療の引き継ぎは料金の観点から難しい場合が多いのです。
患者さまにとっては、費用の問題は大きくなるのでここは特に注意してほしいです。

もちろん、矯正治療の途中と言っても ワイヤー矯正 まで終了していて、保定期間中などの場合は、矯正調整料のみで大きな金額発生しないのであれば問題ありませんが。。。^^