「風邪もインフルエンザも肺炎も?!お口を清潔にして感染症対策!」

手洗い・うがい・歯みがきで予防?!

 毎年流行するインフルエンザ、なんとかして予防したいですよね。むし歯や歯周病もなく、お口をいつも清潔にしておくことが大事だとご存知ですか?近年の研究によって「お口の中をきれいにして細菌を減らすとウイルス感染のリスクが減る」ことがわかってきました。逆に「歯みがきをサボってお口の中に細菌がたくさんいると細菌が風邪やインフルエンザウイルスの感染をサポートする毒素をタップリと出してノド粘膜に悪影響を与え、その結果ウイルスの感染が促進されてしまう」というのです。

プラークの恐るべき正体って?

 歯にべったりとついたプラーク。この中に潜む細菌がいかに凶悪か、みなさんに本当のことをぜひ知っていただきたいと思います。じつはプラークに棲んでいる細菌は、さまざまな毒素を作り出し、私たちが知らないうちにからだを傷めつけているのです。

 とくに歯周病の方の歯周ポケットの中には、グラム陰性菌がウジャウジャいます。この細菌たちは外膜に内毒素を作っていて、この内毒素が血流に乗ってからだの中に入ることによって、病原性を発揮してしまうのです。

 しかも歯周ポケットの中に棲む歯周病菌の内毒素は、歯ぐきだけでなく気道粘膜も壊します。炎症で細胞同士の結びつきがゆるくなると、ウイルスが侵入しやすくなってしまうのです。

プロの力を借りて清潔なお口を保とう!

 私たちが「史上最強の暗殺者」であるプラークから身を守るには、やはりていねいにブラッシングしてお口の中から追い出すこと、その効率を上げるために歯みがき剤や洗口剤に配合された殺菌剤をかしこく使って行くこと、そして歯周ポケットの中や歯のあいだに取り残したプラークを定期的に歯科医院でしっかりと取り除いてもらうこと、これ以外に方法はありません。

 歯みがきの良いところ、副作用がなく、そしてなにより、とても経済的だということです。

 また、歯科医院で定期的にクリーニングを受けるには少しお金が必要ですが、それとて通常は数ヶ月〜半年に一度ですみ、お口の中がサッパリして気持ちよくなるうえ、からだにも良いものですから、こんなお得なことはありません。

 元気なからだは、清潔なお口から。お口の中に凶悪な細菌たちを増やさないようにしっかりケアして病気を予防し、この冬を元気に乗り切りましょう!

引用参考文献:nico 2015年12月号

「ケガ予防&パフォーマンスアップ!お役に立ちます。スポーツマウスガード」

 

大切な歯や口、あごを守るために!

 学校のクラブ活動や、地域のクラブチームに入って、指導者のもと本格的に練習や試合をしている子どもたち、増えていますよね。世界的に活躍する選手に憧れ、一生懸命なお子さんも多いことでしょう。じつはスポーツ中に起きるケガの10〜20%が口や口の周りのケガで、ことにサッカー人口が急速に増え始めてから目立つようになりました。

 口のケガといってもいろいろで、口の中を切ったり、ぶつかった衝撃で歯が欠けたり、歯がグラグラしたり抜けたり、ひどい場合はあごの骨が折れてしまうこともあります。また、口やあごをぶつけた衝撃で脳が激しく揺れ、脳しんとうを起こして、めまいやふらつき、ときには意識がなくなることがあります。脳を支えている首がまだ十分に鍛えられておらず、食いしばって衝撃に耐える力も弱い年齢のお子さんの場合はとくに、サッカーのヘディングが与える脳への影響も極力減らしたいもの。そうしたときに役に立つのがスポーツマウスガードです。

衝撃緩和&パフォーマンスアップ?!

 歯科で歯型を取って製作するスポーツマウスガードは、ピタッと合うので使用感の良いものです。衝撃吸収能の高い材料で歯をおおうことで、スポーツによる外傷を減らします。また、マウスガードを入れることで噛み合わせの面積が広がり、噛み合わせが安定するため、グッと強く噛むことができ、その結果、首がしっかりと固定されやすくなって、脳しんとうの軽減に役立つことがわかっています。

 噛み合わせがよく、しっかり噛めることによって、脳への衝撃を減らせるだけでなく、からだのバランスがよくなります。そのうえ、グッと噛んだときに脳に伝わる情報が大きいので、「大きな刺激が来た!さあこの刺激に見合うだけの筋力を出せ!」と脳が筋肉に指令を出します。つまり、健康な歯をもち、よい噛み合わせでしっかり噛めると、それだけで運動能力の向上にとても有利なのです。

 アマ・プロを問わず、多くのアスリートが実感しているマウスガードの効果。お子さんだけでなく、大人の方もぜひ試してみてください。

 まだ体格が完成されていない子どもたちが、健康的にスポーツを楽しめれば、結果的には、その素質を将来に向けて伸ばすことにもつながるのではないでしょうか。「安全に」「健康的に」という基本を忘れずに、これからもスポーツをおおいに楽しんでください。

引用参考文献:nico 2015年11月号

導入準備完了!^^

今日は診療後に2週間前に福岡でセミナー受講した

      『  インビザライン  』 (アライナー矯正)

の打ち合わせ。

今までの矯正治療の中でのアライナー矯正より適応症例広がりそう・・・

導入するにあたってのパソコンへのソフトのダウンロード・初期設定・また症例のアメリカへの発送・提出作業の確認などで、約3時間!

やはりシステムが確立しているため安心して導入できるが、スタッフが混乱しないような配慮も大切かな?

一度月2回のミーティングに来ていただいてミニセミナー開催していただく手配も必要と考える。

患者さまへも分かりやすい色々な資料を提示して導入開始!

セミナー受講から2週間での下準備しての導入開始は、考えていたよりスムーズ^^

これからもよりよい治療方法を患者さまへもご提供できるように学び続けます!

さらなるサービスの進化^^

今日の診療後の午後から、この前ご訪問いただいたあるエステの責任者の方との打ち合わせ。。。

そちらが考えているのが、認知度を上げるために医院などでの待合時間お利用した  

        『 無料ハンドマッサージ 』

この前の営業の方との打ち合わせがビジョンが見えなかったため、本日改めてのもの。

こちらが望むのは、患者さまが当医院に定期検診で通っていただいている方の診療最終日に5年以上前からしている

   『  アロマ・ガムマッサージ 』 後のハンドマッサージ施術

やはり気持ちよくなって、通院していただくための工夫を考えることの重要性は重々分かっている。。。

4年くらい前に大阪まで行って、ハンド・フェイシャル・ヘッドスパのアロママッサージを美容業界のセミナーで男性1人でも受講しに行ったくらいなので・・・(笑)

ただ当医院は、待ち合い室での時間をどう使うか?ということは考えていない!

それ以前に、

        いかに患者さまの待ち時間を減らすか?

という視点で考えているから!

なので、最終的にはデンタルエステの導入は考えていたが、それのみにとどまらずプロのエステの力も借りての本格的なコラボの方が、より患者さまにはプラスなのかな?と考える。

ただ、まだ向こうも導入し始めなのでどう進めていいかわからない。。。とのことだったため、こちらの考えも伝えさせていただいたり、新たな意見を提案させていただいたり。

まずは、お待ちいいただける エステスタッフ の居場所を作ることが最優先で、さらに

・ いつどのペースで来ていただけるのか?

・ 施術場所はどこにするのか?

・ どういう方にお声掛けさせていただくのか?

などなど考えると楽しくなる!

当医院、エステ、患者さまのお互いそれぞれが 

       一歩進んだ  win - win - win  の関係

になれるようにさらに実行しながら進化させていく!^^

とりあえず、来月11月9日からサービス開始させていただきますので、ご興味ある方はお問い合わせ下さい!

まずは備えをしてから行動を起こし、成長するための第一歩をスタートさせることも重要かな?

早く始めることにより、十分な改善の余地もあるという考えのもとに行動あるのみ^^

「マイルドブリーチでナチュラルな白さに。知りたい!今どきホワイトニング」

気になる歯の黄ばみ、その原因は?

 歯の色が「なんだか黄色いな」と気になったことって、ありませんか?

 たしかに歯は年齢とともに黄色みを増していくものです。というのも、エナメル質の内側にある象牙質は、長年噛んで使っているうちに鍛えられ、分厚くなっていくからなんです。

 象牙質はもともとエナメル質よりも黄色みが強く、この厚みが増すことによって年齢とともに歯の色が黄色みを増していくのです。もう一つの要因としては、象牙質をおおっているエナメル質が、使っているうちにすり減って薄くなることがあげられます。

ナチュラルな白さでアンチエイジング!

 最近、私の所属している外来では歯の色の変化に気づいてホワイトニングをご希望になるミドルエイジ以上の方が増えています。ホワイトニングは若い女性が希望されると思われがちですが、40代以上の方が70%近く、70代以上の方も10%弱おられます。

 ホワイトニングでは、若い方ほどエナメル質にボリュームがあるので、より白く仕上がりやすいという面があります。ホワイトニングの薬剤は、エナメル質に対してより多く作用するため、エナメル質が摩耗して薄くなったご年輩の方の歯は、若いアイドルのように真白にするのは、じつは難しくなってくるのです。

 ただ、お顔全体との調和を考えますと、人工的な白さよりも、アイボリー色の残る温かみのある白さのほうが、さりげなく上品な印象があり、お似合いになるのではないでしょうか。自然な白さがアンチエイジング効果を発揮するでしょう。

ホワイトニングでキレイ&健康を保つ!

 歯を白くしたいけれど削るのはいやと思われている多くの方にとって、歯を傷めないのはもちろん、むしろむし歯や歯周病の抑制まで期待できるホワイトニングは第一選択肢ではないでしょうか。

 これをきっかけに歯をきれいに保ち、白さを長く維持したいという気持ちになるのもホワイトニングのメリットです。定期的なメインテナンスを受け、セルフケアをていねいにすることによって、ホワイトニングを受けた方の多くが、その後、歯のトラブルが減ったと喜んでくださるのです。

 歯の色が気になるのなら、一度ホワイトニングを受けてみませんか?現在のホワイトニング剤は、マイルドブリーチでしみにくく歯にやさしいものが主流になっています。お近くの歯科医院でぜひご相談ください。

引用参考文献:nico 2015年10月号

噛み合わせの話 ^^

最近は 「 顎関節症 」 などあごの不調に悩む方が増えてきています。

その原因は、歯並びや噛み癖など、口の中にだけあると思いがちですが、最近は

     「 顎関節症は生活習慣病である 」 

という考え方もあります。

・「 口を開けるとあごが痛む 」 

・「 口を開けると音がする 」 

・「 口が開きにくい 」  

という顎関節症も、原因の1つである噛み合わせの乱れが、全身の健康に影響することも一般に知られるようになりました。

ただ、あまり理解されていないのは、

   「 歯並びと噛み合わせは別のもの 」

ということ。

そもそも、噛み合わせが良いとは、どういう歯の状態を指すのでしょうか?

日本人にとって一番大切な歯の役割は、食べ物をよく噛み、すり潰して咀嚼すること。

「就寝中に使うって、どんなの?知りたい!マウスピース」

自覚のないブラキシズムにご用心!

 「治療した歯がよく壊れる」と悩んで来院した患者さんのお口の中に、ブラキシズムの明らかな痕跡を見つけて「歯ぎしりしていませんか?」と尋ねると、「してませんけど」と答える方は、じつはめずらしくありません。

 ブラキシズムには日中する

 

ものと睡眠中にするものがありますが、歯やあごの健康への悪影響が問題になりやすいのは、睡眠中の歯ぎしり・食いしばりです。睡眠中の無意識で行われる歯ぎしり・食いしばりは、そのたびに自分で気づいて止めるということができません。しかも日中の歯ぎしり・食いしばりに比べると、睡眠中は歯やあごを守ろうとする防御機構が働きにくく、自分の歯を自分で痛めてしまうほどの強い力が加わります。

 また、歯周炎で炎症が起き歯槽骨が減っている方の場合は、歯ぎしり・食いしばりの力が毎晩のようにかかっていると、力のために歯を支えている歯槽骨が圧迫されて失われやすく、歯周炎の病状が悪化しやすかったり、治療しても治りにくいなどの問題が起きやすくなります。

そもそも原因はなんなの?

 歯ぎしり・食いしばりの原因として、現在最も有力視されているのがストレスです。それならば、原因であるストレスを減らすのがもっとも効果的な対処法のはず。しかし生活をガラリと変えてしまうわけにはなかなかいきません。それに、ストレスのほかに睡眠の質や服用中の薬の影響、飲酒、喫煙なども関わっているとされていますし、こうした原因だけではうまく説明がつかない領域も、いまだ残されています。

引用参考文献:nico 2015年8月号

「10人に1人のお子さんにある?!エナメル質形成不全症(MIH)とは?」

 

そのむし歯、MIHが要因かも!

 エナメル質形成不全症(MIH)とは、エナメル質が先天的にもろい状態を言います。永久歯の前歯と6歳臼歯にみられることが多く、見た目の特徴としては、初期むし歯の白濁とは少し違ったマット感のある色、そして黄色っぽい変色があげられます。 

 こうなる原因は不明なのですが、歯があごの骨の中で育っているとき、エナメル質が十分に成熟しないことによって起きると考えられています。

 

エナメル質がもろいと、どうなるの?

 エナメル質は、本来体の中でいちばん硬い組織です。

 エナメル質の内側にはエナメル質よりいちだんと軟らかい象牙質があり、さらに内側には神経が通っています。象牙質や神経が健康でいられるのは、エナメル質に守られているおかげで、噛んだときに強い力がかかっても歯が壊れないように、そして象牙質や神経にばい菌が入らないように守ってくれています。

 エナメル質形成不全症(MIH)の歯は、エナメル質の密度が粗く、防御機能が先天的に弱くなっています。症状が軽度か重度かによってもエナメル質の強度に違いはありますが、健康なエナメル質の歯にくらべると欠けたり崩れたりしやすく、むし歯にも弱いのです。

 傷んだエナメル質を放置していると、そこにプラークが溜まってむし歯がはじまり、歯の内部に細菌が入り込み炎症が起きやすくなります。そこでふだんから歯が崩れてきていないかを観察し、必要に応じてレジンで歯を補修しながら、むし歯のリスクをコントロールしていく必要があります。

 

歯科医院の定期検診で早期発見を!

 痛いときだけ治療を受けていると、それ以前の患者さんの状態を歯科医師が知らないだけに、ただのむし歯だと判断され、本当の原因が明らかにならないこともあるかもしれません。まして、神経が太くて大きい子どもの歯の場合、むし歯は激痛になりやすく、それに加えて治療への恐怖心が加わると、落ち着いて詳細に診察をし、必要なむし歯予防の指導を行い、写真を撮って記録し経過観察に生かすといった通常の診療が難しくなることもしばしばです。そこで、歯科医院には、お子さんが痛くつらい思いをする前から、少なくとも永久歯が生えてきたらぜひおいでください。

 エナメル質形成不全症(MIH)を早期に発見するために、学校の歯科検診に加えて、歯科医院でも検診を受け、その後も定期的なメインテナンスを続けていきましょう。

引用参考文献:nico 2015年7月号

「むし歯予防の実力派!フッ素が歯を丈夫にするわけ」

そもそもフッ素ってなに?

 フッ素とは、土の中や海水、食べ物やお茶、そして私たちのからだにも含まれている天然のミネラル成分です。海水には約1.3ppm、川の水には約0.1ppmのフッ素が含まれており、じつは私たちにとって、とても身近な成分なんです。

 現在国内で販売されているほとんどの歯磨き剤には、むし歯予防を目的に、薬事法で定められた1,000ppm以下のフッ素が配合されています。フッ素は、微量でも口の中に長くとどまることによって効き目を発揮します。どれくらいで効果があるかというと、およそ0.05ppm〜1ppm。ppmとは、百万分の1という意味ですので、つまり0.000005〜0.0001%という低濃度。これくらいのわずかなフッ素が口の中にあると、むし歯予防に働いてくれるのです。

 

どうやってむし歯を予防するの?

 歯の結晶は、カルシウムイオンと水酸化イオン、リン酸イオンという3つのイオンが結合してできています。この結晶は、むし歯菌の出す酸に触れるとバラけてイオンに戻り、だ液の中に溶け出します。一方、だ液の中に溶け込んだ歯のイオンは、再び結合して結晶になり歯に戻ります。この出たり入ったりのバランスによって、歯の健康は保たれています。フッ素はだ液の中のイオンが結晶になるのを促進し、スピードを上げてくれます。すると歯がよく修復されるので、むし歯ができにくく、進行もしにくくなるというわけです。

 さらに特筆すべきは、こうして歯に沈着した結晶がふたたび脱灰しだ液の中に溶けるときには、フッ素がイオン化し放出されるということです。つまり歯自体がフッ素の貯蔵庫でもあるのです。

歯のプロと一緒に効果的な予防を!

 フッ素の効果を最大限に引き出すには、フッ素配合製品の適切な用量や使用法などコツが必要です。またむし歯のリスクにはさまざまな要因がかかわり、その実態は一人一人違います。歯科医院でだ液検査を受け、定期的に口の中をチェックしてもらうと同時に、フッ素の利用法、歯みがき、食事についての指導やプロフェッショナルクリーニング、フッ素塗布を受けて、リスク管理とトータルケアをお願いするのがいちばんでしょう。

 むし歯のリスク管理は、子どもにとってはもちろん、大人にとっても重要です。中高年に多発する根面う蝕など、年齢とともにむし歯のリスクが高くなって、自分だけでは予防が難しいケースも出てきます。歯医者さんと一緒に大切な歯を守っていきましょう。

引用参考文献:nico 2015年6月号

ウォーミングアップ?

多くのスポーツ選手がガムを噛みながらプレーするのを見たことがあると思います。

昔は行儀が悪いだのと言われたこともあるみたいですが、実は体の動きの出発点は脳から全身への指令。

ガムを噛む咀嚼運動で脳の活動を高め全身の筋肉への情報伝達をスムーズにするため、筋力や瞬発力、動体視力まで高まることが分かってきています。

特に効果的なのは、野球やゴルフなど動いていない時間のあるスポーツ。

次の動きにすばやく対応できるように身体をアイドリング状態に備えられます。

ガムの効果で全身の運動能力が高まることは、プロの選手でも一般の人でもどんな年代でも共通です。

普段の生活に積極的にガムを取り入れることをおススメいたします。

もちろんシュガーレスガムです ^^