『むし歯治療との上手なつきあい方』

むし歯は、できてしまってから治すよりも、つくらないこと・進行させないことが何より大切です。
しかし、仮にむし歯ができてしまっても、早期発見・早期対応ができれば、歯を削らずにすむ可能性が高くなります。


POINT1:初期むし歯の段階がとても重要です

まだ穴が開いていない「初期むし歯」の段階では、患者さんご自身による毎日のセルフケアがとても重要になります。

むし歯の原因となるプラーク(歯垢)が十分に取り除けていない場合は、歯科医院の指導に基づき、歯ブラシの当て方を見直しましょう。

また、フッ素配合の歯みがき剤を使うことで、歯の表面の修復(再石灰化)が促され、歯の質が強くなり、酸に溶けにくい状態を保つことができます。


POINT2:STOP!初期むし歯

むし歯は段階を経て進行する病気です。

  • 穴の開いていない初期むし歯
  • 歯の表面のエナメル質のむし歯
  • 内部の象牙質に及ぶむし歯
  • 神経に達するむし歯

初期むし歯は、見た目は健康な歯とほとんど変わりませんが、歯の内部ではエナメル質がスカスカの状態になっています。

だからこそ、定期健診(メインテナンス)が非常に重要です。
初期むし歯になっていないか、むし歯になりやすい生活習慣がないかを、歯科医院で定期的にチェックしてもらいましょう。


POINT3:むし歯にさせない・進行させないための3つの習慣

① セルフケアの改善
  • 歯ブラシの当て方をレベルアップする
  • フッ素配合の歯みがき剤を毎日使う
  • デンタルフロス・歯間ブラシを併用する
② 食生活の改善

間食の回数を減らしましょう。
甘いお菓子だけでなく、清涼飲料水・のど飴・せんべい・ポテトチップスなども、むし歯菌の栄養になります。

③ 歯科の定期健診

新たなむし歯の発生や、治療した歯の再発(二次むし歯)を防ぐためには、定期的な歯科健診が欠かせません。
軽い症状のうちに発見できるのは、歯科医院でのチェックがあってこそです。


引用参考文献:nico2025年10月
付録カード①:STOP!初期むし歯
付録カード②:むし歯にさせない&進行させないためのポイント