『矯正治療がすすめられる歯並びは、どんなお口?』

「きれいに並んでいるから大丈夫」と思っていても、歯科医師から矯正治療をすすめられることがあります。
整った歯並びや正しいかみ合わせは、見た目だけでなく、食事や発音、お口全体の健康にも深く関わっています。


POINT1:開咬(かいこう)とは?

上下の前歯が離れていて、かみ合っていない状態を「開咬」といいます。
開咬の状態では、次のような問題が起こりやすくなります。

  • 上下の前歯が当たっていない
  • 舌が見えやすい
  • 前歯で噛めない
  • 滑舌が悪い
  • 前歯が使えず、奥歯だけで噛んでいる
  • お口がポカンと開きやすい

上下の前歯の接触がないため、口の周りの筋肉の力が弱くなりやすく、舌の癖や口呼吸をともなうケースもあります。


POINT2:上顎前突(じょうがくぜんとつ)とは?

上の前歯が大きく前方に突き出している状態を「上顎前突」といいます。

  • 上の歯が出ている
  • ガミースマイル(笑うと歯ぐきが多く見える)
  • 前歯をぶつけやすい
  • 口が閉じにくい
  • 前歯が使えず、奥歯だけで噛んでいる

日本人では、上あごが前に出ているというよりも、下あごが小さいことで起こっているケースも多いといわれています。


POINT3:矯正治療は「見た目」だけの治療ではありません

矯正治療は、歯並びを整えるだけでなく、かみ合わせを改善し、お口の健康を取り戻すための治療です。
治療期間や費用のことも含め、納得のいく選択ができるよう、まずは歯科医師へご相談ください。


引用参考文献:nico2025年11月
付録カード①:開咬(上下の前歯が離れている状態)
付録カード②:上顎前突(上の前歯が著しく前方へ突出している状態)