妊娠中のお口の中のトラブルとしては
1. お口の中がネバネバする
・・・ 個人差はありますが妊娠中はだ液の分泌量が少なくなるため、つわりなどで歯みがきが不十分になると、細菌が増え歯垢が増えて口の中がネバネバしてきます。
2. 歯ぐきの腫れや出血
・・・ 妊娠中はエストロゲン(女性ホルモン)の増加や内分泌の変調により、歯肉が赤くなったり腫れやすくなったりしてときには歯肉から出血することもあります。
これを 『 妊娠性歯肉炎 』 といい放っておくと悪化し歯周病になる可能性があるので正しいブラッシングが必要です。
3. 口臭が強くなる
・・・ 女性ホルモンの変化にともなってお口の中に細菌が増えやすい状態になると、その菌が原因となって 「 口臭 」 が強くなります。
4. むし歯ができやすくなる
・・・ つわりなどによりお口のケアが難しくなりむし歯になりやすくなるため、妊娠したらまずは歯科検診、歯のクリーニングを受けましょう。ちなみに治療が必要な場合は安定期(妊娠5~7ヶ月)の時期がおすすめです^^。
※ 今回の内容は 『 宮崎県歯科医師会・宮崎県 』 のリーフレットを参考に記載しています。