
「舌の力(舌圧)」は、食べる・飲み込む・話すといったお口の機能を支えるとても大切な力です。
舌の力が弱くなると、飲み込みづらさや発音のしづらさ、口呼吸などにつながることもあります。
そこで今回は、ご自宅でも簡単にできる「舌カアップトレーニング」をご紹介します。
あわせて、ご自身で確認できるセルフチェックについてもご紹介しますので、ぜひ毎日の生活の中で役立ててみてください。
POINT1:舌を前に出すトレーニング
まずは舌を前に出すシンプルなトレーニングです。
舌をゆっくり前に突き出し、「ベー」と出すように意識します。
食事の前後など、行う時間を決めておくと習慣にしやすくなります。
ポイント
舌を出すときは、舌の奥側から前へ押し出すイメージで行いましょう。
POINT2:ガムを上あごに伸ばすトレーニング
ガムを使ったトレーニングも効果的です。
ガムをよく噛んで柔らかくしたあと、口の中で丸めて舌の中央部分で上あごに押し付けるように広げます。
子どもは遊び感覚で、大人は通勤中などのすき間時間に取り組むのもおすすめです。
ポイント
できるだけ広く、奥のほうまで伸ばすことを意識しましょう。
POINT3:舌で唇をなぞるトレーニング
唇の周りを舌でゆっくりなぞるトレーニングです。
口角に舌先を当てて、上唇をゆっくりなぞりながら反対側の口角まで移動させます。
同じように下唇もなぞっていきます。
ポイント
上下それぞれ10秒ほど時間をかけて、ゆっくり動かすことが大切です。
POINT4:舌の機能セルフチェック
次の項目ができるかどうか確認してみてください。
□ 舌全体を上あごに押し付けられる
□ 舌を曲げずにまっすぐ前に出せる
□ 上唇をなめることができる
□ 上唇・下唇をそれぞれ10秒かけてなめられる
□ 舌の両脇に歯の痕がない
□ ポッピング(舌を上あごに押し付けて弾く動き)ができる
□ 舌の表面が汚れていない
できない項目がある場合は、舌の機能が十分に働いていない可能性があります。
POINT5:舌の機能はお口全体の健康にもつながります
舌の機能が弱いと、
・飲み込みにくい
・発音がしづらい
・口呼吸になりやすい
・舌の汚れ(舌苔)が付きやすい
といった症状につながることがあります。
舌のトレーニングは、毎日少しずつ続けることが大切です。
舌の力を保つことは、食事や会話だけでなく、お口全体の健康にもつながります。
まとめ
舌の機能を保つためには、日常的に舌をしっかり動かすことが大切です。
今回ご紹介したトレーニングを無理のない範囲で続けながら、セルフチェックもあわせて行ってみましょう。
「飲み込みにくい」「舌の動きが気になる」といったお悩みがある場合は、歯科医院でご相談ください。
引用参考文献:nico2026年1月
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