上の前歯が生えてきたら、就寝前の 「 寝かせ磨き 」 をスタート。
「 寝かせ磨き 」 を行う時は、お子さまが歯磨き嫌いにならないように、お口の中の敏感なポイントをガードしたり、楽しい雰囲気をつくる工夫をしたりすることも大切です。
(※例えば、お子様の大好きな歌をかけて歯磨きのテーマソングにしたり、歯磨きをきちんとできたら大好きな絵本の読み聞かせをしてあげたり。。。など)
乳歯の中では、むし歯になりやすい部位は
・ 上の前歯と前歯の間
・ 上の前歯の付け根(歯と歯ぐきの境目)
1~2歳くらいの時のむし歯の大部分はここなので重点的に磨きましょう^^
フッ素は上手に取り入れると確実にむし歯予防ができます。
フッ素のはたらきとしては、
1.直接歯はたらきかける場合
2.口の中の環境(プラーク・唾液)にはたらきかける場合
の大きく2つに分けられます。
乳歯の時はどうやって磨いたらいいか分からない。。。というご相談もよく受けます。
まずは乳歯期は、トレーニング用と仕上げ磨き用の2本用意するところから始めます。
歯磨き習慣のスタートは、まず歯ブラシに慣れさせることから。
歯が生え始めてきたら、乳歯期用の歯ブラシを持たせるようにしましょう。
また親が歯磨きしているところを見せてマネさせるのもいいですね^^
歯周病は歯を支える歯根膜(しこんまく)と歯槽骨(しそうこつ)が破壊されていく疾患です。
ただ、重症化するまで症状は少なく放置されやすい傾向にありますが、実は成人の約8割の方がかかっているといわれています。
この歯周病は、糖尿病患者さんでは重症化しやすいことが分かってきています。
主な原因は、生体の感染防御能としてのマクロファージ機能や好中球の細菌貪食能が高血糖や虚血によって低下し、歯周病菌の増殖を制御できないことにあると考えられています。
重症化するということは、「 歯がぐらつき 」 最終的には 「 歯が抜ける 」 ことになります。
歯を失うと、食事が不自由になるだけではなく、表情や発音にも影響が及びます。
もちろん、歯を失う2大原因は “ むし歯 ” と “ 歯周病 ” が進行し重症化することなので、予防にはこれらの口腔疾患の予防が不可欠なのです。
歯科医院で定期的な検診、予防処置、保健指導などを受けている人の歯の喪失本数は、定期的に受信していない人より圧倒的に少ないことが分かっています。
歯周病も糖尿病も、初期の段階では自覚症状がすくないため要注意です。
お互いの疾患がリスクを上げるため、医科歯科連携が大切になります。
定期的な歯科受診は、歯を失うリスクという点からいうと、とても大事なことが分かると思います ^^
子供の歯は、お父さん・お母さんが思っているよりだいぶ小さく、小さな歯をうまーく磨くには、歯ブラシの毛先を小さく動かすのがコツです。
また歯の周りには、歯ぐきや頬などやわらかい部分があります。
なので、ゴシゴシ強く磨くとやわらかい部分が傷付いてしまいます。
子供の仕上げ磨きは、歯ブラシを細かくふるわせるように、コチョコチョと動かすのがポイントです。
「 コチョコチョ~ 」
と言いながら、楽しくみがいてあげましょう。
まあ、磨くというよりはマッサージをするような感じでやさしく行ってくださいね ^^
一生おいしく食事をするために定期健診は大切だということは
みなさんご存じだと思います。
定期健診としては、歯周病の進行状況を調べるための「歯周ポケット」測定や、むし歯がないかなどの診査を行います。
その後、チェックした内容をもとに歯面清掃(PMTC)や歯石除去などを行い、むし歯がある場合は治療を行います。
この定期健診を行うことで、お口の未来が変わってきます。
1. 歯周病は人生を変える
~ 歯周病で多くの方が歯を失っています ~
・現在80歳で平均すると約10本程度しか歯が残っていないという国の調査結果がでています。
成人の歯を失う原因の半数近くは 「 歯周病 」で、20~40代にかかり、長い年月を経て少しずつ歯を失っていきます。
一度治療しても、放っておくとまた進行するため定期的なメインテナンスは歯周病の進行を食い止めるもっとも確実な手段です。
2. むし歯は痛んでからではおそい!
~ 「 神経 」 をとると歯がもろくなる ~
・ むし歯は早期発見できれば削らずに済む場合もありますが、この段階では痛みは一切ありません。
一方、はっきりと痛むほどまでに進行してしまうと、「 神経 」 をとらなければならないこともあります。
「 神経 」 は栄養分も運んでいるため、とるとその歯の寿命は著しく短くなってしまいます。
3. 歯みがきだけではむし歯も歯周病も防げない!
~ 歯石・バイオフィルムは 「 細菌 」 のすみか ^
・むし歯や歯周病の原因となる細菌の塊(プラーク)を、毎日の歯みがきでしっかり落とすことがまずは大切です。
しかし、それでも数ヶ月もするとほとんどの方のお口に強固な 「 歯石 」 や 「 バイオフィルム 」 ができてしまいます。
これらは通常の歯みがきだけではとれないため、定期メインテナンスでは専門の器具を使用して、これらを時間をかけて丁寧に取り除いていきます。
これらの理由からメインテナンスが必要なことがお分かりいただけたでしょうか?
長い人生でみると、定期健診での早期受診が治療回数の減少、治療費用の軽減に大きく関わってくるので痛くなくてもかかりつけ歯科医院の早期受診を心がけましょう^^

プロが認める優れた歯ブラシ!
みなさんは、どんな歯ブラシを使っていますか?薬局にはいろんな歯ブラシが売られていますね。かかりつけの歯科医院も、歯ブラシが並べられていると思います。この歯ブラシ、お店では見かけない製品だと思いませんか?これは歯科専売品といって、歯科医院が推奨し患者さんに販売しているものです。いわばプロの目で選ばれた折り紙つきの歯ブラシというわけです。
どの歯ブラシがいちばん良いの?
現在は、さまざまなタイプの歯ブラシが販売されていて、どれがいいのかと選ぶのも、たいへんだと思います。「この歯ブラシがベスト!」とランキングを付けられれば選ぶのはかんたんですが、それぞれの歯ブラシには、得意とする機能や特徴が備えられています。やわらかさも違います。そのため患者さんごとに、合う歯ブラシは異なるのです。歯周病の進行が心配な中高年、細部みがきが苦手になった高齢者など、患者さんたちは人生のさまざまなステージにおられます。リスクやライフスタイルに合ったものを選ぶことで、より快適にケアが続けられるかもしれません。
今回は、近年豊富になった歯科専売品から、特殊歯ブラシではなく、おなじみのごく基本的な歯ブラシをご紹介しています。いろんなタイプがありますので、「この1本だけ」と絞らず、忙しい朝と昼には大雑把みがきの歯ブラシ、夜にはじっくり細かくみがける歯ブラシを、とシーン別に使い分けるのもおすすめです。
プロが歯ブラシ選びをお手伝い!
お口の健康に影響するリスクや、要注意ポイントは、年齢とともに変化します。ライフスタイルも、歯についての意識も、年齢によって変化していくでしょう。ブラッシング指導を受けていただき、ご自分のリスクやクセを知っていただくことはもちろんですが、それと併行して患者さんに合った適切な歯ブラシをお使いいただくこともとても大切なことです。歯科医院では、それぞれの医院の診療方針に合わせて、自院の患者さんにおすすめしたい歯ブラシを選んで、処方できるようにご用意しています。
せっかく毎日みがくのなら、みなさんのお口の状態をよく知っている歯科のプロに、ご自分に合う毛質と機能の歯ブラシを選んでもらいませんか?ふだんから歯科医院を活用していただき、せっかく毎日続けていただいている歯みがきを、より効果的なものへと変えていきましょう。
引用参考文献:nico 2013年6月号
歯科人間ドック
あまり聞きなれない言葉ですが、受診者は年々増加しているそうです。
これからは、定期的な歯科検診を積極的に受診するような時代になり、そこで歯科人間ドックを通して口腔保健に関する意識の向上をはかるというもの。
人間ドックはなんと昭和29年に始まったそうですが、歯科人間ドックに関しては
平成10年に 『 日本歯科人間ドック学会 』
が設立され、平成18年から認定医制度を導入してきました。
この学会では、
口腔内疾患の早期発見による早期治療のみではなく、口腔の健康度やさらには全身疾患についてもスクリーニングが可能な検査項目を考案しています。
自分も6年前の開業当初から、アンチエイジングとともに歯科人間ドックに関心がありました。
ただ導入には躊躇していたのです。
歯科疾患は慢性的な経過をたどるため、初期では自覚症状がなく、さらにほとんどの人が経験しているため軽視されがちな現状があります。
定期的な歯科ドックを受けると。。。
1. 口腔の健康維持
2. 早期治療による医療費の軽減
3. 診療時間の縮小や回数の短縮
4. 身体への影響(歯を削る、抜く)が減少
5. 全身疾患の悪化を防ぐ
6. アンチエイジング
など多くのメリットがあります。
なので、これからのために1日も早く当医院でも歯科ドックが受診できるように体制を整えていきたいと思います。
歯ブラシに求められているのは
「 歯と歯の間や歯肉のポケットなどの狭いところに届くことと清掃効率 」
そこで重要なのは、歯面や歯肉に接触する歯ブラシの毛先!
肉眼ではその差が分かりにくいのですが、拡大してみると実は様々な工夫がしてあるのです。
その中でどんな毛先が適しているのかは、お口の悩みやケアしたい部位、歯みがき習慣などによって異なります。
①. 『 ラウンド 』 タイプ
もっともよく見られる形状は、毛先を切断した際の切り口を丸くし、歯肉が痛まないように加工したこのタイプ。
この形状は清掃効率は高いのですが、毛先の細いものに比べて細部到達性はよくないという欠点が。
②. 『 極細 』 タイプ
このタイプは細部到達性に優れているため、歯肉ポケットをしっかり磨きたい歯周病が気になる人などに適しています。
ただし、清掃効率は低下するためしっくり時間をかけたブラッシングが大切に。
③. 『 研削 』 タイプ
最新技術により実現したのが、毛先3分の1を細くして表面に凹凸をつけたよくある山切りカットタイプ。
歯ブラシのこしをほとんど低下させることなく、細部到達性を高めます。
さらに歯みがき粉に配合されている薬効成分をしっかりとお口の隅々まで届けやすくするとともに、清掃効率も向上します。
短い時間でも効率よく汚れを取り除くことができるようになっています。
④. 『 球 』 タイプ
清掃効率が高く、かつ歯肉を傷つけにくく主に小さなお子さま向けのタイプ
歯肉に当たる感触が優しいので、痛みや不快感が少なく乳歯が生え始めた乳児の初めての歯ブラシとして歯みがきに慣れてもらうのにピッタリ!
一見同じように見える歯ブラシの毛先でも、実はさまざまな工夫がしてあるのですね^^
※ 今回は
『 花王 』 さん
が 「 日歯広報 」 に記載しているヘルスケア教室の記事を参考に記載しています。
歯のクリーニングは、日常のブラッシングでは落ちにくい汚れ・ヤニ・コーヒーやお茶などの着色を除去し、本来の歯の白さを取り戻します。
また歯の表面に付着した最近の塊のバイオフィルムを除去することで、むし歯や歯周病の予防効果もあります。
たとえばコーヒーカップでいうと、日頃からキチンと洗っていても少しずつ色汚れが付着してきます。
これを落とすためには漂白してキレイにするように、歯の汚れも定期的なクリーニングで落とすことが美しさを保つポイントです。
クリーニングの予防効果ですが、最近では
“ 定期的なケア ”
が将来的に自分の歯を残すことにとても有効だということが分かってきています。
上手な歯みがきや高機能な歯磨剤などの個人的なものだけでは大切な歯は完全には守ることが出来ません。
定期的なプロフェッショナル・トゥース・クリーニングを受けに3ヶ月程度での歯科検診受診をこころがけましょう!^^