ドライマウスって?

最近、よく聞かれるようになった

“ ドライマウス ”  “ ドライアイ ”

これは、複合的ないろいろな要因

(老化・ストレス・薬剤の副作用・シェーグレン症候群、筋力低下など)

から引き起こされるケースが多いです。

ここ数年は、中高年の女性を中心に患者さまの数が急増しています。

なかでもある調査によると、半数近くの方が症状を自覚していて、QOL(生活の質)の著しい低下だけではなく、放置しておくとさまざまな感染症の引き金にもなるといわれています。

この中でも多いのが、いわゆる

「 ストレス性ドライマウス 」

で、緊張したり強いストレスを受けるなどして交感神経優位になると、だ液の分泌が抑制され、お口の乾燥やねばつきが起こるといわれています。

そのためドライマウスを気にするあまり、それがストレスとなり、さらに症状が悪化する場合も多くみられます。

これまでは、こういった『 ストレス性ドライマウス 』には主に投薬による対処法が多かったのですが、最近は認知行動療法の概念をとりいれて ストレスコントロール によって改善することが、手段として注目されてきています。

子どもの歯ならび・かみあわせの原因

子どもが不正咬合になる原因には、先天的なものと後天的なものがあります。

ここでは、予防できるものとして後天的な原因がありますので少し書いていきます。。。

まず、よく言われているのが指しゃぶりで開咬(かいこう・・・前歯がかみ合わない状態のかみ合わせ)や上顎前突(じょうがくぜんとつ・・・いわゆる出っ歯といわれている状態のかみ合わせ)の原因になることはよく知られていると思います。

これについてもいろいろな考えがありますが、やはりあまり遅くまで(小学生になってからも)続いていると、嚥下(飲み込む動作)時に舌の動きもクセになってしまったりして、歯ならびに影響する場合が多いです。

そのため大人になってから矯正治療しようと思っても、外科矯正(アゴの骨を切除するなどの)しかできないようになる場合もあります。

ただし、指しゃぶり・おしゃぶりは子どもが一種のストレス解消法としてやめられないので、やめさせるというのは例え親子でも簡単ではないと思います。

一応の基準として4歳になるくらいまでにやめられれば。。。というのがありますが、最終的には小学生になるまでに。。。
やめられれば、とくに大きな問題にはなりません。

(また、他にも鉛筆やツメをかむクセ、また飲み込むときに舌が前に出てくるようなクセがあると歯ならび・噛み合わせに影響する場合もあります)

もし、それまでに止められなかったとしても、歯医者さんでアドバイスを受けたりして止められたり、正しい舌の位置で飲み込んだりができるようになれば、そのクセを治すだけで矯正治療しなくても、劇的に歯ならび・噛み合わせが変化する場合もあります。

他にもあまり知られていないところでは、慢性副鼻腔炎(まんせいふくびくうえん・・・いわゆる蓄膿症・ちくのうしょう)が原因での鼻閉(びへい・・・はなつまり)や口呼吸が原因で唇が閉じにくく歯ならび・噛み合わせに影響する場合も多いです。

他には頬杖や寝方などにより顔や歯ならびを歪ませていることもあります。

通常は上下前歯4本ずつと6才臼歯は生えてくる小学2、3年生から矯正治療開始する場合が多いですが、顔がゆがんでいたり、反対のかみ合わせになっている場合は一部乳歯の時から始める場合もあります。

まずは少しでも気になる場合は、ご相談から始めてみては?

相談自体は無料で行っていますので。。。